ナンピン買いを初心者がやってはいけない訳を解説します!

目安時間:約 9分

こんにちは、リアンです。

 

 

今回は株の取引でよく耳にする「ナンピン買い」について解説していきます。

 

 

ナンピン買いは、うまくいけば利益を上げられる可能性のある買い方ですが、一方で、それに伴うデメリットもあります。特に、私は経験のない初心者の方はやらない方がいいと思っています。

 

 

この記事では、ナンピン買いの概要やメリット・デメリット、そして、初心者がやってはいけない理由を解説したいと思います。

 

 

そもそもナンピン買いとは?

ナンピン買いとは一言でいうと、「保有している銘柄の株価が下がった時、買い増しして平均購入単価を下げる戦略」ということです。

 

 

こういわれても「?」となると思いますので、しっかり解説しますね。

 

 

まずは購入単価という用語を知ろう!

まず、購入単価という用語を解説しましょう。これは、ある株を1株購入するのにかかった金額を指す用語です。

 

 

証券会社のHPを見れば、表示されています。

 

 

企業名の横にその銘柄の価格が表示されていますね。これを購入単価と呼びます。

 

 

実際には、株はだいたい100株単位で売買するので、一番上の日本調剤(3341)の場合なら、約40万円で売買するわけです。

 

 

(手数料はややこしいので省いています)

 

 

平均購入単価=1株当たりの金額の平均

購入単価が「1株当たりの価格」なので、平均購入単価は「1株あたりの平均価格」ということです。平均購入単価は、以下の式で求めることができます。

 

購入したときにかかった金額÷株数=平均購入単価

 

例えば、あなたが600円の株価である銘柄を100株保有していたとします。この時、言うまでもなく、平均購入単価は600円です。

 

 

しかし、この銘柄が後日、550円まで下がってしまったとします。この時、この下落している550円の株をまた100株買います

 

 

そうすると、今現在、あなたが保有している株は①600円の時に買った100株と、②550円の時に買った100株が手元にあります。

 

 

なので、この時の平均購入単価は、以下のようになります。

(600+550)÷200=575

 

 

一株当たりの平均購入単価が下がったのが分かった思います。

 

 

このように、株価が下落している局面であえて買い、平均購入単価を下げに行くことで、利益が出始めるラインを下げることができます。

 

 

つまり、本来、600円から利益が出るところが、575円から利益が出るようになります。これがナンピン買いの戦略です。

 

 

どういう場面で使う?

この買い方は、いったん株価が下がって、再び株価が上がるとわかっている場面で使用すると、とても有効です。

 

 

例えば、下落トレンドから上昇トレンドへの転換時には、このような戦略が使えます。

 

 

また、何らかの要因で一時的に大きく下がり、将来値上がりが期待できる場合も、ナンピン買いは通用するでしょう。

 

 

下がったところで買い増しし、平均購入単価を下げることで、より大きな利益を目指すことができます。これが、ナンピン買いを行うメリットです。

 

 

ナンピン買いという手法の危険性

では、本題の「なぜ初心者はやってはいけないか」についてお話していきます。

 

 

先ほども言った通り、この買い方は一部の場面で有効ではあります。

 

 

ですが、もし株価がこれから上昇すると見抜けず、安易にナンピン買いを行うと、逆に損失が大きくなってしまいます。

 

 

上の例でお話しますと、600円と550円の株を買って、平均購入単価575円の株にした後に、575円以上になれば、利益が出ますが…ここから下がった場合、どうなるでしょうか?

 

 

たとえば、525円になってしまったとしましょう。そうすると、(525-575)×200=-10000円の損失を抱えることになります。

 

 

もし、550円の時点でナンピン買いをせず、平均購入単価600円、100株のままなら、(600-525)×100=-7500円の損失で済んでいました。

 

 

ナンピン買いは上昇することを見越して買うことができれば、武器になることは確かなのですが、もし下落してしまうと、わざわざ自分の判断一つで、傷口を広げてしまうことになるのです。

 

 

そして、この上昇を見越して買う、いわゆる逆張りのやり方は、初心者の方におすすめできる戦法ではありません。経験を積み、技術を磨いてようやくできる技です。

 

 

以上が、私がナンピン買いを勧めない理由です。

 

 

下落時は損切りで対応するのが良い

もし、株価が予想とは違う方向に行ったら、ナンピン買いではなく、素直に損切りすることをお勧めします。

 

 

理由としては、上記の通り、単純に損失が大きくなってしまう可能性がかなり大きいからです。

 

 

特に売買のタイミングをしっかりつかめてない初心者がやると、高確率で損失をたたき出してしまう可能性を秘めています。

 

 

それに、ナンピン買いして怪しい銘柄を保有し続けるよりかは、他の上昇している銘柄を買いに行ったほうが利益になる確率ははるかに高いです

 

 

他にチャンスの銘柄があるのに、みすみす逃す羽目になってしまいます。

 

 

もういちど書いておきますが、もし株価が下がったら、ナンピン買いせずに、素直に損切りしましょう。

 

 

まとめ

では、今回のまとめです。

  • ナンピン買いは、株価が下落したときに株を買い、平均購入単価を下げる買い方である!

 

  • 利益が出始めるラインを引き下げることができるが、損失を拡大させる可能性が非常に大きい!

 

  • 下落時は無理なナンピン買いをせず、素直に損切りで対処しよう!

 

いかがでしたでしょうか?今回は、ナンピン買いについてまとめました。

 

 

ここまで注意喚起を幾度となくしてきましたが、もし、どうしてもナンピン買いをしたいのであれば、必ず「株価が上がるという具体的かつ客観的な根拠」に基づいて、取引してください。

 

 

「下がったから、いつか上がるだろうしとりあえずナンピン買いするか」みたいな思考では絶対やらないようにしてください。

 

 

損失が嫌なのはわかりますが、おとなしく損切りするようにしてください。その損失を受けた時の悔しさが、必ず次に生かされます。

 

 

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