こんにちは、リアンです。
今回は「税金」についてお話しします。
税金と聞くと、
「何それ難しそう…」
「そんなこと聞きたくない!」
となるかもしれません。
ですが、それほど複雑なものでもなく、
さらに自動で税金の支払いを代行してもらえる仕組みもありますので、
今回はこれらに主眼を置いてお話しします。
税金はいつ発生する?何%?
まず最初に、税金はいつ発生するのでしょうか?
それは、株を売って利益が発生した時と、配当金をもらう場合です。
ここでは売却益がでた場合を例に挙げます。
例えばあなたが500円の株を100株持っていたとします。
このとき、あなたは50000円分の株を保有していることになりますね。
そこから日がたち、株価が上昇して600円まで上昇したので、
あなたは今保有している株をすべて売却することにしました。
このとき売れば60000円となり、利益は10000円となります(手数料は無視します)。
この10000円が課税対象となります。
ただし、売っても利益が出ない場合は課税対象が存在しないので、税金を払う必要はありません。
また、株を買うだけならば、同じく税金は発生しません。
税率は20.315%と定められています。上記の例でいえば、10000円が課税対象となるので、だいたい2000円程度は税金として納める必要があります。
証券会社に代行してもらおう!
さて、ここまで税金について見てきました。
しかし、税金の計算と納税は大変なものです。
こと株においては、利益になることもあれば、
損失を被ることもありますし、
手数料の計算もしなければならないので非常に面倒です。
そこで、証券会社に代行してもらうという方法があります。
口座を開く際に少し設定すれば、計算と納税を無料で代行してくれます。
以下にその方法を書いていこうと思います。注意する点は2つです。
1.「特定口座」と「一般口座」
口座登録をする際、「特定口座」と「一般口座」を選ぶ項目があります。
この時に「特定口座」を必ず選択するようにしましょう。
2つの口座の具体的な違いとしては、「特定口座」を選んだ場合、
証券会社側が「年間取引報告書」という一年間の株取引をまとめた書類を作成してくれます。
「一般口座」を選んだ場合、この「年間取引報告書」を自分で作成しないといけないうえ、
確定申告の作業をしないといけないので非常に面倒です。
なので、これから株取引を始める方は「特定口座」で口座を作ることをお勧めします。
2.「源泉徴収」
特定口座を選んだあとにも2つの選択肢があります。
それがもうひとつ気を付けるべき点の「源泉徴収」の有無です。
確定申告が煩わしいと感じられる方は「源泉徴収あり」で口座をつくりましょう。
これを設定しておけば、何をせずとも証券会社が税にまつわるすべての作業を代わりにしてくれるため、
「税金のことは全部任せたい」という方にはおすすめの方法です。
逆に「源泉徴収なし」にした場合、確定申告は自分でやらないといけません。
(「特定口座」を選択しているので「年間取引報告書」は作成してくれます。)
(SBI証券の場合)
まとめ
では、今回のまとめです。
- 株取引で利益が出た場合や配当金がもらえる場合、税金が発生する!
- 計算や納税等が面倒な方は「特定口座(源泉徴収あり)」がおすすめ!
今回は税金についてお話してきました。
とりあえず株式投資を始めてみたいという初心者の方には、
「特定口座(源泉徴収あり)」で作っておくのが良いと思います。
そちらの方が気兼ねなく株式投資に臨めると思います。
税金のこと考える機会はそれほど多くないですが、知識としては知っておきましょう。
カテゴリ:株についての基礎知識 [コメント:0]
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