こんにちは、管理人のリアンです。
今回はグランビルの法則に基づいた売買の具体的な戦略をお話します。
この記事で、あなたはグランビルの法則を
使いこなせるようになると思います。
先に2記事上げていますので、
まだ読んでない方は、先にこちらを読むことを推奨します。
では、本題に入っていきましょう。
復習:ただ単に買うだけではダメ
まずは、復習がてら、
グランビルの法則が描く線をご覧ください
思い出しましたか?
赤丸が買いポイントで、青丸が売りポイントです。
しかし、冒頭の二記事でもふれましたが、
「売買ポイントが4つあるから、そこで売買すればいい」
というのは、良くない考えです。
なぜでしょうか?
それは、単純な話、利益が残らなくなる可能性があるからです。
では、なぜ残らないのでしょう?
それは資金の配分まで考えていないからです。
買いポイントは4つありましたが、
すべて同じ売買単位でいくのは、浅はかと言わざるを得ません。
場面ごとに、しっかり資金配分を考えなくてはいけません。
これから、資金配分のやり方をお教えします。
難しいことはありませんので、安心してついてきてください。
1回目の買いポイント
上の図でいうと、赤丸①のポイントです。
この局面は波も小さく、買いに来る投資家も少ないため、
資金は小さくして買っていくのがコツです。
株価は一時的に上げますが、すぐに下落すると思われるので、
毎日確認して、「少し下がれば売り」の姿勢でいることが大事です。
ここで欲を出してはいけません。
ここで一番確認しなければいけないことは
上昇トレンドが発生したかどうか、です。
あくまでもこの確認が目的であることを念頭に置いて
買っていくといいでしょう。
2回目の買いポイント
続いて、赤丸②のポイントに入ります。
移動平均線から株価が突き抜け、どんどん上昇していくのであれば、
本格的に上昇トレンドが発生したことになります。
ここは上がり方は緩やかなうえ、最終的に大きく上がる可能性がありますので、
購入単価を大きくして買っていきましょう。
行けると思ったのならば、買い増ししていくのもよいでしょう。
3回目の買いポイント
赤丸③の局面は少し注意のいる場面です。
先ほどの局面と同じように、株価は大きく上がりますが、
ここまでくると、上昇トレンドが発生していることに
多くの投資家たちが気付きます。
なので、次々と買いが入り、一気に株価が上昇します。
すると、ここぞとばかりにチャンスだと、売りが殺到します。
こういった局面のため、株価が変動しやすいのが特徴です。
なので、この場面で買っていく際は、2回目の上昇の時より、
資金を少なめにして買っていくのがコツです。
あまり大きく買うと、痛い目を見る可能性もあります。
ここも、株価が移動平均線に向かい始めたと思ったら、
すぐに売りに出すのがコツです。
4回目の買いポイント
では、最後に赤丸④の場面を見ていきましょう。
結論を言うと、この場面では買ってはいけません。
なぜかというと、下落相場の真っ只中なので、
下落に巻き込まれ、損失を被る可能性が大です。
もし仮に利益をとったとしても、
上記3つと比べれば、大した額ではありません。
投資の世界では、冒険するとほぼ確実に死にます。
控えておくのが賢明です。
まとめ
では、今回のまとめです。
- 場面ごとに資金の振り分けを計画しよう!
- 上昇トレンドに乗って、利益を増やしていこう!
- 現実はともかく、株の世界では冒険しないようにしよう!
いかがでしたか?
これまで3回に分けて、グランビルの法則についてお話してきました。
ここまで付いてきてくださった方、お疲れさまでした。
一回見ただけでは、何のことかよくわからない方もいると思います。
しかし、実践して、またここに戻って読んでを繰り返してれば、
そのうち、理解できるようになってくると思います。
とにかく、チャートをいっぱい見て、練習してみてください。
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